オーストラリア人の注目旅行先、シェムリアップがトップ

＜写真：Khmer Times＞

オーストラリア人旅行者にとって、2025年の注目旅行先としてカンボジアのシェムリアップ州がトップに立った。

これは旅行比較サイト「スカイスキャナー」による「トラベル・トレンド2025レポート」を元にしたSBSニュースの報道によるものである。

近年、オーストラリア人にとって人気の旅行先として日本が挙げられていたが、2025年に向けてそのトレンドが変化しつつある。

報告によれば、シェムリアップ州への関心は前年比で529%という驚異的な増加を見せている。

シェムリアップ州は世界遺産に登録されているアンコール・ワットを擁するアンコール遺跡公園の所在地である。

この遺跡公園は1992年にユネスコ世界遺産リストに登録され、面積は401k㎡に及ぶ。

9世紀から15世紀にかけてのクメール王朝の数多くの都の遺構が残っており、アンコール・ワット、バイヨン寺院、タ・プローム、チャウ・サイ・テヴォダ、タ・ケウ寺院などの名所が点在する。

その他の2025年のオーストラリア人に人気の旅行先としては、タイのクラビ、フィリピンのブスアンガ、韓国の大邱、ペルーのクスコ、ノルウェーのトロムソ、カザフスタンのアルマトイ、インドネシアのジョグジャカルタなどが挙げられている。

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