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<写真:Khmer Times>
カンボジアの汚職防止ユニット(ACU)は12日、プルサット州副知事のライ・ビセス氏と元ルベアエム地区知事のコン・ソッカイ氏を逮捕し、プノンペンの地方裁判所に送致した。
2人は政府内での高位職への昇進を目指し、賄賂を提供した容疑が持たれている。
ACUの報道官ソイ・チャンビチェット氏によると、今回の逮捕は裁判所の逮捕令状に基づくもので、2人はフン・セン上院議長の首相時代の顧問であるリー・サメット氏に賄賂を渡したとされる。
サメット氏は詐欺および受動的影響力取引の容疑で既に起訴され、拘束されている。
内務省内部安全保障警察副局長のメン・サロウン大佐によれば、現職のプルサット州副知事であるビセス氏は、プルサット州知事の地位を得るために57万ドル、ソッカイ氏はアレイクサット市長への就任を目指して30万ドルをサメット氏に提供したとされる。
しかし、サメット氏は政府高官の説得には至らず、2人の昇進は実現しなかった。
この贈賄行為が公に明らかになったのは、フン・セン上院議長が自身のフェイスブックで司法省および裁判所に対し、サメット氏および関係者への法的措置を取るように要請したことがきっかけである。
プノンペン地方裁判所はビセス氏を未遂賄賂罪で起訴し、拘留を命じている。
一方、ソッカイ氏は10月8日付でルベアエム地区知事を解任されており、公務員法および刑法に違反したとして処分を受けている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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