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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア商業省は、9月30日より商標登録手続きを完全に電子化する「ペーパーレス商標登録システム」の運用を開始した。
本制度は電子行政の一環として導入され、ビジネス環境の効率化と透明性の向上を目的としている。
同省は9月27日付で公式発表を行い、国内外の事業者および商標代理人に対して新システムの導入を告知した。
これにより、商標登録に関する申請、審査、証明書の発行といった一連の手続きがすべてデジタル化され、関連書類は電子形式で提供されることとなる。
商業省は、知的財産権の保護を通じて製品やサービスに付加価値を持たせ、国内外の市場での競争力強化を図るよう企業に呼びかけている。
商標登録を行うことで、企業は自社製品の独自性を打ち出し、品質向上と顧客の信頼構築を促進することが可能となる。
同省の統計によれば、2024年には9412件の商標が登録されており、前年から9.2%の増加を記録している。
チャム・ニムル商業相は、公共サービスの質の向上に注力する方針を示し、業務の自動化推進、コストと時間の削減、価格の安定維持、国内貿易・市場・民間部門の発展支援などを掲げている。
また、電子ライセンス制度の整備を含むビジネス登録の自動化改革も進行中であり、包括的なデジタルガバナンスの実現を目指している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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