中国とASEAN、観光安全に関する初の共同構想を採択

中国とASEAN、観光安全に関する初の共同構想を採択
2025年09月01日(月)00時00分 公開
中国とASEAN、観光安全に関する初の共同構想を採択

<写真:khmertimeskh.com>

 

中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は、観光分野における安全と治安の向上を目的とした初の地域共同構想「地域持続可能な発展のための中国・ASEAN観光安全イニシアティブ」を採択した。

 

本構想は、ミャンマー・ヤンゴンで開催された「中国・ASEAN観光安全フォーラム」において承認されたものであり、観光業の回復と持続的発展を阻害する越境犯罪や詐欺への対策を重点に据えている。

 

フォーラムは、中国・ASEANセンター(ACC)、ミャンマー観光・ホテル省、瀾滄メコン統合法執行安全協力センター(LM-LECC)が共催した。

 

会議には中国、タイ、インドネシア、マレーシア、カンボジアなどの関係者に加え、ASEAN事務局や域内の外交官、専門家、観光業界関係者、メディアなど約100人が参加した。

 

ACCの施忠俊事務局長は基調講演で、観光が経済成長と人々の交流の要であると強調する一方、詐欺や誤情報、地域紛争が観光回復への信頼を損なっていると指摘した。

 

その上で、政策・治安協力の深化、安全と持続可能性の両立、人材育成、デジタル技術の活用という4つの優先分野を示した。

 

ASEANのカオ・キムホーン事務総長もビデオメッセージを寄せ、安全な観光環境の確保が包摂的成長と公共の信頼回復に不可欠であると述べた。

 

また、中国がASEAN市民に対して実施している査証緩和措置を評価し、共同繁栄のモデル構築に向けた協力の可能性に言及した。

 

今回の構想には、情報共有、観光警察の訓練、新技術の導入、情報セキュリティ対策、広報活動、人材育成などを含む包括的な取り組みが盛り込まれている。

 

さらに、この取り組みは2025年に予定されている「ASEAN・中国人材交流年」の一環としても位置づけられており、地域協力の強化に寄与することが期待されている。

 

 

 

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