逃亡中の米国人性犯罪犯、カンボジア国内で逮捕

＜写真：Khmer Times＞

12月17日に米国オレゴン州で「ソドミー1級」の罪で指名手配されていたショーン・ヒグビー容疑者（41）がカンボジアで逮捕されたことが確認された。

現在、米国への送還手続きが進められており、送還後はオレゴン州ジョセフィーン郡刑務所に移送され、罪状についての訴追を受ける見通しである。

ジョセフィーン郡保安官事務所のヘンリッヒ刑事巡査部長によると、ヒグビー容疑者は2019年からジョセフィーン郡で逮捕状が出されていたが、長期間にわたり当局の追跡を逃れていた。

同事務所の犯罪分析官が数カ月にわたって米国連邦保安局（USMS）と協力し、容疑者の所在を特定するための分析を進めていたという。

調査の結果、ヒグビー容疑者がカンボジアに逃亡し、数年間滞在していたことが明らかになった。

犯罪分析官の専門的なデータ分析により、正確な居場所が特定され、その情報がUSMSに提供された。

この情報をもとに国際捜査チームが行動を起こし、逮捕に至った。

現在、ヒグビー容疑者はカンボジア国内の拘置施設に収容されており、米国への送還を待機中である。

送還後はジョセフィーン郡での裁判手続きが始まり、ソドミー1級の罪に関する正式な訴追を受ける予定である。

ヒグビー容疑者の送還後の訴追の行方が注目されている。

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