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<写真:Khmer Times>
オンライン旅行プラットフォーム「Agoda」は、新年を祝うアジアの観光地ランキングで、プノンペンを「最もお得な都市」として1位に選出した。
この発表は、旅行ガイド「Fodor’s」が2025年に訪れるべき25の場所の1つとして、カンボジアのコーケー遺跡群を挙げた直後に行われた。同遺跡は東南アジア唯一の選出地である。
Agodaのランキングでは1位のプノンペンに続き、ハノイとジャカルタがランクインした。
Agodaのベトナム・インドシナ地域担当ディレクターであるラム・ヴー氏は「これらの都市は費用対効果が高く、新年の祝賀イベントを満喫可能な場所である」とコメントしている。
プノンペンの新年イベントは、カンボジア観光省(MoT)によれば、1日で150万人以上の観光客を引きつけた。
市内中心部やリバーサイドでは花火やストリートパーティーが催され、多くの観光客が訪れた。
Agodaのデータでは、プノンペンの大晦日の平均宿泊料金は67ドルで、ハノイの79ドル、ジャカルタの97ドルを下回っている。
ラム氏は「プノンペンの魅力は歴史と文化の融合にある。ロイヤルパレスやワットプノンといった名所が、ユニークで手頃な祝賀体験を提供している」と評価した。
プノンペンの評価はカンボジア全体の観光価値向上にも貢献している。
Fodor’sTravelは昨年11月、コーケー遺跡群をアジアの観光地の中で最上位に選出した。同遺跡はインドのメーガーラヤ州や日本の日光とともにリスト入りしている。
また、TripAdvisorのランキングでは、アンコールワットが世界1位に輝き、アジアランキングでもタ・プローム寺院が19位、バイヨン寺院が20位、トゥールスレン虐殺博物館が22位に選ばれている。
カンボジア政府は観光業振興に力を入れており、最近ではオンライン観光ビザの料金を36ドルから30ドルに引き下げる施策を打ち出した。
観光省のスポークスマン、トブ・ソピアック氏は「観光産業の振興を最優先課題としている」と述べている。
Agodaは費用対効果を重視する観光客が増えていることを指摘し、「プノンペンのような都市は、手頃な価格と忘れられない体験を両立させている」と強調した。
カンボジアは2024年に約670万人の外国人観光客を受け入れており、観光業のさらなる成長が期待されている。
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