カンボジアのカジノ税収、24年は前年比85%増加

カンボジアのカジノ税収、24年は前年比85%増加
2025年01月13日(月)00時00分 公開
カンボジアのカジノ税収、24年は前年比85%増加

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアにおけるカジノおよびゲームオブチャンス事業者からの税収が、2024年に6310万ドルに達し、前年比で85%増加したことが明らかになった。

 

これはカンボジア商業ギャンブル管理委員会(CGMC)が発表したもので、同委員会は「この数字を基にすれば、2024年の商業ギャンブル部門からの税収は非常に好調であったと評価できる」と述べている。

 

CGMCのデータによると、これまでに国内195カ所のカジノに運営ライセンスが付与されているが、そのうち15件はライセンスが期限切れとなり、1件は取り消され、1件は運営を停止している。

 

また、ゲームオブチャンス事業者に対しては21件のライセンスが発行されたが、こちらも1件が取り消され、3件が停止されたという。

 

カンボジアでは、カジノのライセンス制度を活用し、外国人観光客を誘致する政策を取っている。

 

国内のカジノは主に国境地帯やプレアシアヌーク州の沿岸地域に集中しており、首都プノンペンには1カ所のみ設置されている。

 

同国の法律ではカジノでのギャンブルが認められるのは外国人に限られており、これが外国人観光客を対象としたギャンブル産業の発展に直結しているという。

 

2024年の税収増加は観光産業の回復やギャンブル事業の拡大を反映しており、カンボジア経済における商業ギャンブル部門の重要性を改めて示している。

 

 

 

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