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<写真:Khmer Times>
中国の電気自動車(EV)大手である比亜迪(BYD)汽車工業有限公司は、2025年第4四半期にカンボジア国内で車両組立工場の操業を開始する計画を発表した。
BYDは中国・深圳を本拠とする総合製造業企業であり、電気自動車分野において世界的な存在感を高めている。
同社のグループ総裁室執行董事である肖海平氏が率いる代表団は、カンボジア開発評議会(CDC)第一副議長を務めるソン・チャントール副首相をプノンペンで表敬訪問した。
会談の中でBYD側は、同国市場への参入初期段階から工場起工式の準備に至るまで、カンボジア政府およびCDCの継続的な支援に対して謝意を表明した。
チャントール副首相は、BYDが東南アジアにおける主要な組立拠点としてカンボジアを選定したことを高く評価し、この投資が同国の産業発展および経済成長を促進するとの見解を示した。
また、CDCが民間投資を積極的に推進するための「ワンストップ」機関として、柔軟かつ有利な投資環境の整備に取り組んでいる点を強調した。
さらに同副首相は、2025年第4四半期の工場操業開始により、カンボジア国内でのBYD製車両の普及が加速するとの見通しを示した。
なお、チャントール副首相は2025年2月6日に、BYDがシアヌークビル経済特区内の賃貸施設を活用して自動車工場の設立を進めていることを明らかにしている。
現時点で生産が予定されている電気自動車はカンボジア国内市場向けであり、2025年11月にも同国での生産開始が見込まれている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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