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<写真:Khmer Times>
13日、愛知県名古屋市において、カンボジアの伝統的な正月「チョール・チュナム・トメイ」を祝うイベント「カンボジア正月 in Japan」が盛大に開催された。
本イベントはカンボジア労働職業訓練省および在日カンボジア王国大使館の主催によるものであり、東南アジア研究会(ESEA)、日カンボジア友好協会、在名古屋クメール人学生会が協力団体として参加した。
式典ではカンボジア労働職業訓練省のハン・トラ国務長官とトゥイ・リー駐日大使が共同議長を務め、名古屋市の広沢一郎市長が来賓として出席した。
また、名古屋市議会副議長の田辺雄一氏や、兵庫県議会元議員の大谷寛介氏も臨席した。
さらに、片山さつき参議院議員(元特命担当大臣)および中野寛成衆議院議員(国土交通大臣)からも祝辞が寄せられた。
会場となったガーデンふ頭パークには、在日カンボジア人の技能実習生、留学生、労働者など約1万人が来場した。
来場者は民族衣装を身にまとい、伝統舞踊を披露したほか、カンボジア料理を楽しむなど、文化的な魅力が詰まった催しに熱気が溢れた。
ハン国務長官は、フン・マネット首相からの温かい祝意を伝えるとともに、首相の強い推奨により、海外に居住するカンボジア人コミュニティを対象とした同様の文化行事を各地で開催していく方針を表明した。
これにより、出身地を問わずカンボジア人同士の結束や文化的なつながりを一層強化することを目的としていると述べた。
また、トゥイ大使は、フン・セン上院議長、フン・マネット首相、プラック・ソコン副首相兼外務大臣の名において祝辞を述べ、来場者への感謝と祝福の意を伝えた。
当日は、異国の地であってもカンボジア文化を分かち合えることへの喜びが多くの来場者から語られた。
今後もこのような文化交流イベントの継続を願う声が高まり、地域社会と海外カンボジア人との絆を深める機会として期待が寄せられている。
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