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<写真:Khmer Times>
2025年1月時点におけるデジタル調査機関Datareportalの統計によれば、カンボジアにおけるSNS利用者数は1290万人に達し、国の総人口の72.4%を占めた。
中でも最も多く利用されているのはFacebookであり、同時期の利用者数も1290万人と報告されている。
Meta社が提供する広告リソースによると、Facebookの広告リーチ可能人数は、2024年1月から2025年1月にかけて120万人、率にして10.3%増加した。また、2024年10月〜2025年1月においても75万人、6.2%の増加が見られた。
他のSNSの動向としては、TikTokが成人ユーザー1070万人を抱え、Facebookに次ぐ人気を誇っている。
Instagramの利用者数は165万人で、成人全体の14.3%が利用している状況である。さらに、LinkedInの利用者数は78万人、X(旧Twitter)は61.5万人と、他に比べて少数派である。
このようなSNS利用者の増加傾向は、カンボジア国内におけるデジタルマーケティング分野の発展に寄与している。
国家デジタル経済社会評議会は、企業や中小企業(SME)にとって、デジタルマーケティング戦略が今後も極めて重要であると位置づけ、研修プログラムの提供を通じて支援を行っている。
デジタル広告代理店Moblazeのマネージング・ディレクターであるタルン・ダワン氏は、SNSが多くの国民にとってインターネットの主要な入り口となっている現状を指摘し、広告主に対してはソーシャルメディアのみならず、オープンウェブを含めた多角的な戦略の必要性を説いている。
高度な広告技術の発展により、複数のチャネルを横断した戦略の実現が可能となり、費用対効果の高い広告運用が進められているという。
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