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<写真:Khmer Times>
農協観光の土舘 昭氏は14日、プノンペンにある平和宮殿を訪れ、フン・セン上院議長と会談を行った。
土舘氏はこの場で、カンボジアの農業分野への投資に対する強い関心を示し、農業技術の移転と人材育成に向けた協力の意思を表明した。
両者はスマート農業技術の導入やカンボジア人材の日本への受け入れ研修、現地での視察の実施についても意見を交わした。
土舘氏は先進的な日本の農業技術をカンボジアに適応させることで、持続可能な農業発展に寄与したい考えを示している。
フン・セン上院議長は、首相在任中の農業改革によって、かつて食糧不足に苦しんでいたカンボジアが現在では農産物輸出国へと成長した経緯を紹介した。
その一方で、国内の農産物加工インフラが依然として不十分であることを指摘し、日本企業による加工分野への投資が、製品の高付加価値化と輸出収益の拡大につながると述べた。
特に、米やカシューナッツといった農産品の国内加工の強化が喫緊の課題とされた。
土舘氏はカンボジア政府と連携し、優先的に投資すべき農産品や分野の特定に取り組む方針を示した。さらに、他の日本企業の参入を促進することにも意欲を見せている。
今回の会談は日・カンボジア間の農業分野における新たな連携の端緒となり、経済交流と技術協力の深化に向けた重要な一歩と位置づけられる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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