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<写真:Khmer Times>
カンボジア政府は航空機の近代化を目的として、米国ボーイング社から旅客機「737MAX8」を10機、総額9億~12億ドルで購入する計画を進めている。
8月中の合意締結を目指しており、さらに10機を追加購入するオプションも含まれる。
同国民間航空局のシン・チャンセリブタ報道官によれば、導入予定の737MAX8は162~210席を備え、航続距離は6500km超である。
最新鋭エンジンを搭載し、従来機と比べて燃料効率を14%改善し、騒音や環境負荷を低減できるとされる。
機体は世界的な需要増加を背景に段階的に引き渡され、最終納入は2031年を予定している。
今回の購入は、燃料費削減と排出ガス削減を柱とする航空業界の競争力強化策の一環である。
副首相のスン・チャントール氏は、米国との貿易関係強化も狙いの1つであるとし、カンボジアの輸出品関税が36%から19%に引き下げられたことを「経済外交上の重要な進展」と評価した。
カンボジアは現在、米国へ年間約120億ドル相当を輸出しており、今回の航空機購入を含む取引は、両国間の貿易バランス改善に寄与するとみられる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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