カンボジア国営航空、福州経由で日本2都市への新路線を開設

カンボジア国営航空、福州経由で日本2都市への新路線を開設
2025年08月05日(火)00時00分 公開
カンボジア国営航空、福州経由で日本2都市への新路線を開設

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア国営航空(エアカンボジア、K6)は、2025年10月よりプノンペンと日本の2都市を結ぶ新路線を開設する計画を発表した。

 

両路線はいずれも中国・福州を経由し、福州空港での旅客および貨物取扱いを認める「第五の自由」権を活用する。

 

発表によれば、プノンペン-福州-成田線(KTI-FOC-NRT)は2025年10月に、プノンペン-福州-関西線(KTI-FOC-KIX)は2026年3月にそれぞれ就航予定である。

 

新路線は、同年9月に開港予定のテコ国際空港(プノンペン新空港)を拠点として運航される。

 

同社の張大衛副会長兼最高経営責任者は、大阪・関西万博2025のカンボジア館において新路線の概要を発表し、「カンボジア、中国、日本の経済関係を強化し、両国間の観光や交流を一層促進する」と述べた。

 

また、機内ではクメール文化を体験できる独自のサービスを提供するとしている。

 

カンボジア民間航空局のシン・チャンセリ・ヴッタ報道官は「新路線は観光、投資、貿易の拡大に寄与する重要な一歩である」と評価した。

 

カンボジアでは、2025年上半期における国際旅客数が342万人となり、前年同期比16%の増加が報告されており、航空需要の拡大を背景に国際路線の強化が進められている。

 

 

 

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