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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省は、南部タケオ州に住む6歳の女児がH5N1型鳥インフルエンザに感染したことを明らかにした。
2025年に入ってから確認された国内での感染者は、これで15例目となる。
発表によれば、女児は5日に国立公衆衛生研究所による検査で陽性が確認された。
発熱、咳、倦怠感、呼吸困難といった症状が見られ、現在は医療機関にて治療を受けている。
女児が暮らすタケオ州トラムカック郡プレイモク村では、過去20日間に約30羽の鶏が病死していた。
保健当局は、女児の母親が鶏を調理し、家族で摂取していたことが感染の一因である可能性が高いと見ている。
現在、感染源の特定が急がれるとともに、女児と接触した可能性のある人物に対する追跡調査が進められている。
加えて、感染拡大を防ぐため、抗ウイルス薬オセルタミビル(商品名タミフル)が関係者に配布された。
カンボジアでは2025年に入り、H5N1型鳥インフルエンザの人への感染が15件報告されており、そのうち5人が死亡している。
保健当局は、引き続き警戒と予防措置の徹底を呼びかけている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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