プノンペン国際空港でコカインを密輸、終身刑の判決

プノンペン国際空港でコカインを密輸、終身刑の判決
2018年06月07日 00時00分 公開
プノンペン国際空港でコカインを密輸、終身刑の判決


7日、カンボジアにコカインを持ち込もうとしたコロンビア人の男性(59)が終身刑の判決を言い渡された。

容疑者は昨年10月、プノンペン国際空港でコカインの密輸の疑いで逮捕された。容疑者はコロンビアからブラジル、アラブ首長国連邦のドバイ、ミャンマーに渡って逃走を続け、今回プノンペンで逮捕された。

容疑者はプノンペン裁判所で麻薬所持、密売の疑いで有罪判決が下された。

判決の内容は終身刑と1万2500ドル(約130万円)の罰金だという。Koy Sao裁判官は「終身刑の判決が言い渡されたが、今後1か月以内は上告可能だ」と述べた。

同氏は「警察は容疑者を拘束し、3855グラムのコカインを押収した。容疑者はコカインをプラスチックに包み、スーツケースやパソコンケースの底に隠し持っていた。容疑者はコカインの所有者は別の人物で、自身はコカインの密輸を引き受けただけだと主張している。容疑者によれば、コカイン密輸の首謀者はナイジェリア人で現在逃走中だという」と語った。

また、同氏は「容疑者は供述で『首謀者のナイジェリア人から4万ドル(約440万円)を受け取る代わりにコカインを密輸した』と話している。容疑者は逮捕以降、ナイジェリア人と音信不通状態で、金額を受け取れていないという。

出典:KhmerTimes

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