おすすめのプロモーション
3日、カンボジア農林省は3000トン分の稲を洪水被害を受けた国内の農家に支給すると発表した。
同省農業分野代表であるNgin Chhay氏は、同省が洪水で農作物が被害を受けた農家を支援するために3000トンの稲を支給することを決めたと述べた。
先週末、同省は洪水被害を受けたクラチエ州の農家に対し、200トンの稲を送るとの声明を発表した。
Chhay氏は同省が既にストゥントレン州、カンポット州、シアヌークビル州、ココン州、バンテイメンチェイ州の農家には稲を支給したと話した。
同氏は「我々は既に500トンの稲を支給したが、他にもバッタンバン州やカンダル州、コンポンチャム州、プレイベン州などの州にも送る予定だ」と語った。
7日、クラチエ州当局は洪水被害を受けた4つの地区に住む計2264世帯に対し、稲を支給するという。
州当局の報告によると、クラチエ州の3600世帯と2149ヘクタール分の農場が洪水の被害を受けたという。
当局はクラチエ州Chet Borei地区の農家には既に稲の支給を完了させ、続いてChhloung地区、Prek Prasab地区Sambour地区の農家に支給する予定だ。
州当局は稲を支給することで被害を受けた土地が回復するのを後押しするという。
当局は「各世帯に支給される稲の量は、農家が各自治体に求めた量を元に判断して決められた。支給した稲の量は昨年よりも多い」と述べた。
国家災害対策委員会広報担当のKeo Vy氏は、国内の23の州が洪水の被害に遭い、61人が死亡、10万5013ヘクタールの農場が被害を受けたと述べた。
また、Vy氏は13万4857世帯が洪水の被害を受け、そのうち1万2012世帯が避難生活を余儀なくされていると続けた。
洪水被害を受けた10万5013ヘクタールの農場のうち、5万1495ヘクタール分は回復する余地がないほどの甚大な被害だった。
関連記事
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。