Smart Axiata社、2017年GDPの1.5%に貢献

Smart Axiata社、2017年GDPの1.5%に貢献
2018年10月22日 00時00分 公開
Smart Axiata社、2017年GDPの1.5%に貢献

電気通信ネットワークオペレーターのSmart Axiata株式会社は3億3900万ドル(約370億円)分のGDPに貢献しているという。これは総額220億ドル(約2兆4000億円)にのぼるカンボジア国内総生産(GDP=gross domestic product)の1.5%にあたる金額で、前年比8.3%増だ。CEOであるThomas Hundt氏が語った。

 


昨年、同株式会社は7600万ドル(約83億円)の事業所税や規制資金などの税金を納めた。同株式会社が納めた税金はカンボジアの税収入の3%にあたるという。


CEOであるHundt氏は「我々は8000万ドル(約88億円)の資本を国内ネットワークインフラを整えるために投資し、また1億3900万ドル(約150億円)をネットワークの運用のために投資した」と語った。


19日、同株式会社の2017年のサスティナブル報告書において、Hundt氏は82.5%をKuala Lumpur-listed Axiata Group Bhdが株式所有するSmart Axiata株式会社の投資は、カンボジアにおける放送やデータキャパシティの拡大に貢献していると述べた。


同CEOは「私はカンボジア国内の経済発展に貢献できていること、またモバイルデータ業界を牽引していることを誇りに思う。我々は初めてカンボジアに大掛かりに4G+と4.5Gを導入した。また、年度ごとのSmartEdu奨学金システムの適用人数を20人まで増やした。国内国外においてデジタル化を促進し、2020年までにカンボジアデジタル業界においてチャンピオンとなることが我々の目標だ」と語った。


昨年、同株式会社は主に国内における経済発展、つまりテクノロジーやデジタル化で国民の生活を豊かにし、またネットワークインフラが整っていない人々に新たな価値を提供して便利なシステムを構築することに貢献してきた。


Hundt氏は「目先の利益ではなく長期的な利益を求めることが重要だ。そのためには全てのオペレーターは持続的な成長に目を向けなければならない。もし全てのオペレーターが持続可能な成長に注力すれば、産業はもっと利益を得て株主も恩恵を受けることができる」と語った。


また、同CEOは会社はビジネスをする以上さらなる歳入、利益を求めるべきで、結果的に国の経済発展に貢献することができると続けた。

 


今年は2017年度の歳入2億6800万ドル(約300億円)よりも歳入が多く、これは素晴らしいことだという。社会に投資という形で返ってくるからだ。


Smart Axiata株式会社は新たなテクノロジー、特に5G導入に向け始動しているという。ただ、4Gと4.5Gのインフラ構築にも投資を続けると同CEOは述べた。


2017年、同株式会社は国内に2333のステーションを持ち、その全ては3.75Gを、89%が4Gテクノロジーを保有しているという。同株式会社のサービスを利用しているのは730万人だ。


同CEOは「5Gがとても話題になっている。我々はカンボジアにおいてモバイルテクノロジーを牽引し続けるために5Gへの対応の準備をしている。同時に優先事項である4Gと4.5Gのインフラ構築にも投資を続け、データ収集システムを整えるつもりだ」と語った。


また、同CEOは「我々は多くの顧客データを保有しており、増加傾向にあるネットワークへの投資を続けていく。これらが我々が行ってきたことで、かつ今後も続けていくことだ」と話した。

 

出典:KhmerTimes

 

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