有名DJ、麻薬密輸で起訴

有名DJ、麻薬密輸で起訴
2018年12月24日 00時00分 公開
有名DJ、麻薬密輸で起訴

<容疑者から押収された所持品(写真提供:DAP News)>

 

23日、プノンペン裁判所は19日(水)にChamkar Mon区で1kg以上の麻薬を所持・密輸していた容疑で逮捕された有名DJと共犯者3人を起訴した。

 

裁判所書記官のSok Chantha氏は今回起訴した者を、CTNの司会者をしており、DJのLionとして知られているChamkar Mon区Tonle Basac地区在住のHem Borith容疑者(33)、Tuol Kork区に住む無職のSin Somphors容疑者(33)、Meanchey区に住む同じく無職のIn Sakhorn容疑者(51)、Chamkar Mon区Boeng Trabek地区に住み、KTVで働くVar Sreyna容疑者(38)だと明らかにした。

 

同氏によると、共犯者3人は麻薬の所持・密輸の容疑で逮捕されたが、 Borith容疑者は麻薬の所持・密輸及び武器の違法使用の容疑で逮捕されたという。有罪判決が言い渡された場合、4人の容疑者は無期懲役刑に処され投獄される。

 

反麻薬密輸部門のSok Sarith少佐によると、容疑者らは19日(水)にChamkar Mon区Tonle Basac地区にあるロック・エンターテインメント・センターで午前2時頃に逮捕されたという。

 

<容疑者から押収された所持品(写真提供:DAP News)>

 

容疑者らは娯楽施設にあるカラオケの一室で麻薬取引をする麻薬ディーラーのふりをしたおとり捜査員に麻薬を売った後、現行犯逮捕されたと同氏は語った。

 

同氏によると、警察は容疑者らの動きを約2ヶ月間監視した後に逮捕に踏み切ったという。

 

「容疑者らはプノンペンのバーやナイトクラブで頻繁に麻薬の密売を行っていた。ロック・エンターテインメント・センターにあるカラオケの108号室でおとり捜査員に麻薬を密売した際に現行犯逮捕された」と同氏はコメントした。

 

さらに同氏は、逮捕後、警察は598.78gのクリスタル・メスと総重量609.33gとなる1552錠のエクスタシー、Borith容疑者が所持していた銃、麻薬を使用する際の道具を押収したと述べた。

 

DJのLion容疑者はCTNで司会者を務めていた2005年に有名になったという。

 

出典:KhmerTimes

 

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