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<第2回一帯一路フォーラムで、フンセン首相が中国の習近平国家主席と握手する様子(Xinhua)>
北京で行われた一帯一路フォーラムで、フンセン首相は未来共有をする計画、計画経済協定や技術協力など多くの協定に署名をした。
フンセン首相と政府高官の代表団は25日に中国へ渡り、29日にカンボジアへ帰国した。
フンセン首相と代表団は習近平国家主席や李克強首相、中国共産党常務委員会の王滬寧氏、国連の李勇氏など中国を牽引する人々と会談を行ったという。
フンセン首相のフェイスブックページによると、李勇氏との会談中にフンセン首相は生産性向上と投資、税務の多角的な支援、カンボジア米40万トンの中国への輸出、一帯一路構想や大四角形戦略に関する了解覚書に署名をしたという。
フンセン首相は、カンボジアー中国間の無償資金協力のもとで経済や技術協力に関する協定にも署名したという。
27日、カンボジアと中国は中国銀行とCanadia銀行間での融資契約に関する了解覚書にも署名した。経済財務省は中国銀行による生産・調達・加工支援やカンボジア産農産物の輸出への融資促進に関する了解覚書に署名したという。また、同銀行と観光省は観光分野の協力に関する了解覚書にも署名した。
政府高官が発表した文書によると、フンセン首相は中国の一帯一路構想を賞賛しているという。
<フンセン首相は一帯一路フォーラムで演説を行った(Fresh News)>
文書には「フンセン首相はここ6年間は一帯一路を実施しており、アジア地域をはじめ世界中で素晴らしい成果を残してきた。一帯一路には貿易や観光、テクノロジーを活用した人々の交流だけでなく、物理的なインフラ、貿易や投資面も含まれている」とも記載されている。
また、フンセン首相は第2回一帯一路フォーラムの参加国のなかには、国の平和や経済成長の促進される一帯一路に自信を持つ国の数も増加している。
今回の一帯一路フォーラムはグローバル化の推進をしている人たちが対等な立場で開放的な経済を行い、相互利益を得れるような長期的な関係を結ぶために行われた。
文書には「一帯一路はカンボジアに素晴らしい社会経済発展をもたらした。シアヌークビル経済特区は外資系企業を161社誘致することに成功している。それにより、シアヌークビルでは2万人の雇用が生まれ、さらに間接的な影響で8000人の雇用が生まれた」と述べられている。
文書によると、フンセン首相はカンボジアと中国共同のプノンペンとシアヌークビルを結ぶ高速道路建設プロジェクトは経済成長の起爆剤になるうえ、地域間の取引も促進すると予想されていると述べたという。
また「共同プロジェクトは両国の関係強化や相互理解にも貢献することが予想され、両国の信頼関係も強化される」と述べられている。
25日、北京大学でフンセン首相は国際関係学の名誉教授に任命されたという。
カンボジア政府報道官部門から発行された文書によると、カンボジアで平和や安定、繁栄を国民に与えたとして首相が名誉教授に任命されたという。
文書には「今回の名誉教授という称号で、グローバル化での戦略的なリーダーシップをもつ首相の能力が再確認された。首相は孤立していたカンボジアで自ら主導し世界に認めさせた」と書かれている。
出典:KHMER TIMES
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