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<アジア政党国際会議(ICAPP)のJose de Venecia Jr共同議長がフンセン首相と首相府で会談を行う様子(KT/Khem Sovannaraより)>
フンセン首相の側近によると、11月のアジア政党国際会議(ICAPP)アジア太平洋サミットはカンボジアで開催することが予定されているという。
2018年12月のアジア政党国際会議アジア太平洋サミットはネパールと韓国のNGO団体UPF(Universal Peace Federation)により、カトマンズにて開催された。
2018年のアジア太平洋サミットには、フンセン首相やミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問、ネパールのカドガ・プラサード・シャルマ・オリ首相をはじめとする世界中の首脳らが参加したという。2018年のサミットでは「私たちの時代の重大な課題への取り組み:独立を保ちつつ相互に共栄し、普遍的な価値を生み出す(Addressing the Critical Challenges of Our Time: Interdependence, Mutual Prosperity and Universal Values)」がスローガンに掲げられていた。
フンセン首相の側近のEang Sophalleth氏によると、首相府で行われたJose de Venecia Jr共同議長とフンセン首相の会談で、アジア太平洋サミット2019をカンボジアで開催することが発表されたという。
同氏は、11月19日〜20日にプノンペンでサミットが開催予定だと続けた。
de Venecia共同議長との会談前、フンセン首相はプノンペンで行われた卒業式に出席し、サミットに先駆けフィリピンを訪問することを明らかにした。
同首相は「アジア太平洋サミットに関して議論を行うためマニラを訪問する」と述べ、サミット後にアジア政党国際会議の記念式典に参加するため、韓国を訪問することも明らかにした。同首相は「アジア政党国際会議20周年記念を祝うために韓国を訪問する予定だ」と続けた。
Sophalleth氏によると、de Venecia共同議長はフンセン首相に対し、昨年のアジア太平洋サミットに参加したことに関して感謝の意を表明したという。
それに対し、フンセン首相はアジア政党国際会議がカンボジアを信頼し、2019年のサミット開催場所に選出してくれたことに感謝の意を表明した。
Sophalleth氏によると、フンセン首相はアジア政党国際会議や政府高官に対し、2019年のサミットで話し合われる内容を詳細に伝えるよう要請したという。
同氏は「フンセン首相は、分析され、話し合われた議題を取り上げるべきだと主張した」と続けた。
昨年行われたサミットでの演説で、フンセン首相は世界は多くの困難に直面していると強調した。
同首相は「世界は相互的かつ組織的な多くの困難に直面している。世界の構造が変化したことにより、貿易戦争や貧困、テロ、気候変動、食品安全、モラルの欠如、強制移住、自然災害、軍備競争といった困難が生まれた」と続けた。
2000年、アジア政党国際会議はマニラで初開催され、アジア地域の政党間の交流や協力を促進してきた。
2010年、カンボジア人民党(CPP)とフンシンペック党がアジア政党国際会議に加盟した。
2018年5月時点で、52の国と地域から352政党がアジア政党国際会議の活動に参加している。
出典:KHMER TIMES
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