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<カンボジア最大手の保険会社FORTE INSURANCE社は、生命保険の販売先として農村地域をターゲットにしている( KT /Valinda Aim)>
カンボジア政府は7月25日、ここ数年で例を見ないほどの成長を遂げた保険分野に国民の関心と認識を惹きつけることを目的とし、「保険の日」を開催する予定だ。
17日の経済財務省の発表によると、同イベントは7月25日にカンボジア国内すべての保険会社の参加を得て開催される予定だ。
「保険の日は、カンボジアの保険部門の発展を促進し、国民の信頼を得ることを目的としている」と同省は発表した。
カンボジア保険協会(IAC)のHuy Vatharo会長は、今回の取り組みを歓迎し「同イベントを開催することで業界の成長を促進し、意識を高め、人々が被保険者になる利点が理解出来る機会になる」と述べた。
FORTE INSURANCE社の業務執行取締役のYouk Chamroeunrith氏は、クメールタイムズ紙の取材に対し、同社は同イベントで自社製品を展示することを発表した。
「保険業界は急速に発展しているため、こういったイベントが必要だ。一方で、保険とは何かを理解していない人々が多い。同イベントは、人々が保険について理解を深め、どのようにして人々の財産をあらゆるリスクから保護できるかを理解する機会を与える」と同氏は述べた。
IACのレポートによると、同国内には損害保険会社が13社、生命保険会社が9社展開している。また、2013年〜2018年間に、年平均成長率は損害保険で15.7%、生命保険で120.5%であったという。
AICによると、保険業界の総保険料は、主に生命保険の売上げに牽引されたことにより前年比で30%増加し、前年の1億5660万ドル(約170億円)に対し、1億9640万ドル(約210億円)に達した。
生命保険の売上は50.6%拡大したが、損害保険からの売上は15%増加したという。
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