プノンペンでの観光。
家族や友人がプノンペンに来るから、喜んでくれるような案内をしたい。
プノンペンは街こそそこまで大きくありませんが、たくさんの魅力がぎゅっと詰まっています。
今回は、プノンペンの歴史、建築などの観光名所から一押しのレストランやルーフトップバーまで、プノンペンの魅力を1日で満喫するモデルコースをご紹介します。
午前:トゥールスレン虐殺博物館を見学
まずはトゥールスレン虐殺博物館からスタートです。
プノンペンに来た際、カンボジアの過去を知るために必ず行って欲しい場所が「トゥールスレン虐殺博物館」。
今からそう遠くない、40数年前に起こったポル・ポト率いるクメールルージュ政権は、格差のない共産主義社会を目指すため、知識人、公務員、宗教指導者や大都市住民など、罪のない人々を大量虐殺しました。
その虐殺が行われていた収容所がこの「トゥールスレン虐殺博物館」であり、現在では連行された人々が収容され拷問を受けていた部屋、収容されていた人の写真、施設が撤収される際の写真などが公開されています。
また、中には血痕が見られ、ベッドや拷問に使用された道具なども展示されています。
日本語の音声ガイドもあり、音声ガイドを聞いたり展示内容を読みながら進むと3~4時間程度かかるかもしれません。
目を背けたくなるような内容ですが、過去に本当にあった出来事で知っておくべき内容なので、ぜひ訪れてみてください。
もちろん、途中で気分が悪くなったりした場合は、無理のない範囲での見学がおすすめです。
「トゥールスレン虐殺博物館」詳細情報
- 住所:St.113, Beoung Keng Kang III, Chamkarmorn, 12304 Phnom Penh
- 営業時間:8:00〜17:00
- 公式HP:https://tuolsleng.gov.kh/en/
- 入場料:10〜18歳 3ドル(約330円)/大人 5ドル(約560円)
- 音声ガイド:3ドル(約330円)
午前:ボンケンコン(Beoung Keng Kang)エリアで休憩
トゥールスレンを見学した後は、 おしゃれなカフェやレストランが集まるこのボンケンコン1 エリアで、散策や軽めのブランチなどがおすすめです。
ボンケンコン1 エリアは、外国人が多く集まる高級住宅街で、モニボン通り(Monivong Boulevard)とノロドム通り(Norodom Boulevard)に挟まれたエリアです。
カンボジアではスタバ以上に有名なブラウンコーヒー(Brown Coffee)、エリックカイザー(Eric Kayser)などもありますが、POSTEスタッフのおすすめは緑豊かなロット369カフェ(Lot 369 Cafe)。
テラス席でフルーツボウルやトースト、ベーグルなどを楽しむことができます。
また、ボンケンコン1 エリアからトゥクトゥクで5分ほど離れたところには高級感溢れるフレンチカフェ&レストランの「ケーマ(Khéma)」があり、ここもPOSTEスタッフのおすすめです。
午前:独立記念塔で記念撮影
独立記念塔は、街の中心部のシアヌーク大通り(Sihanouk Boulevard)とノロドム大通り(Norodom Boulevard)の交差点にあり、車やトゥクトゥク、バイクがその周りを走っています。
プノンペンの定番観光スポットに数えられる独立記念塔は、1953年11月9日のフランス支配からの独立を記念して1958年に建造された大きなモニュメントで、アンコールワットの中央塔をイメージして造られているのだとか。
毎年11月9日には戦争で亡くなった人を弔う盛大なセレモニーが開催されています。
また、週末の夜や、イベント時には噴水がライトアップされ、昼間とはまた違った雰囲気も楽しむことができます。
堂々とそびえ立つ姿に、心とられてしまいます。
「独立記念塔」詳細情報
午前:セントラルマーケットでお買い物
プノンペンでの観光で忘れてならないのが、「セントラルマーケット」でのお買い物。
1930年に建設された中央にアール・デコ調のドームがある「セントラルマーケット」は長い歴史を持つプノンペンで最大級の市場です。
ドームを中心に四方に伸びている屋台には、観光客向けの雑貨やアクセサリーなどのお土産が販売されていますが、外側はローカルな生活市場になっています。
生活市場では衣類や野菜、果物、シーフード、生活雑貨などが所狭しと並び、ローカルフードを食べることができる場所もあります。
ローカルな雰囲気を味わったり、カンボジアの可愛い雑貨や洋服、お土産を探してみてください♪
ついつい買い物に夢中になってしまい、警戒心が緩んでしまうことがあるので、買い物中にはぼったくりやスリには気をつけてください。
「セントラルマーケット」詳細情報
- 住所:Kampuchea Krom, St.128, Phnom Penh
- 営業時間:7:00〜18:00
- 電話番号:+855 98 288 066
お昼:コスパ最強のフレンチレストランでランチ
午前中からプノンペン市内を回り、お腹が空いているランチタイムにぜひ訪れたいのが王宮の裏に佇むフレンチレストラン「オープンワイン(Open Wine)」。
「カンボジアでフレンチ?」と聞くとピンと来ないかもしれませんが、フランス領だったカンボジアにはフランス文化が根付いており、フレンチが美味しいんです!
これだけは絶対に満喫して欲しい! と本気で思っています。
フレンチと聞くとお高いイメージがありますが、「オープンワイン」のランチがコスパ最強!
なんと、11:00〜17:00まで限定のランチメニューは前菜・メイン・デザートがついて14ドル(約1550円)。
前菜・メイン・デザートはそれぞれメニューの中から好きなものをチョイスできるので、その時の気分に合わせて注文できるのも嬉しいポイント。
日本語のメニューもあり、写真付きなので英語やフランス語に自信がなくても頼みやすいです。
絶対に行ってみてください!
「Open Wine」詳細情報
- 営業時間:11:00〜22:00
- ランチタイム:11:00〜17:00
- 電話番号:097-706-7060
- 住所:219 Preah Ang Yukanthor Street (19), Phnom Penh
- 詳細ページ:https://poste-kh.com/open-wine
- Facebook:https://www.facebook.com/open.wine.restaurant/