プノンペンで物乞いを強制していた女性、懲役8年へ

プノンペンで物乞いを強制していた女性、懲役8年へ
2018年05月10日 00時00分 公開
プノンペンで物乞いを強制していた女性、懲役8年へ


9日、プノンペン裁判所は子供にプノンペンの道ばたで物乞いをするように強制したとして、女性に懲役8年の判決を言い渡した。

9日、裁判所のY Rin広報担当は「女性に有罪判決を下したが、判決や事件について詳しくお話することはまだできない」と言う。

非営利組織のIJMO(International Justice Mission Organisation)の発表した声明によると、裁判所はPhoung Channy容疑者に人身売買をの疑いで懲役8年の判決を言い渡したという。

Channy容疑者は2017年、軍警察に人身売買の疑いで逮捕された。まだ生まれて6ヶ月の子供から12歳の子供まで、計7人の子供たちが容疑者のためにプノンペン内の道ばたで物乞いを強制させられていたという。子供たちはさらに身体的虐待も受けていたそうだ。

IJMOの発表した声明では「1人の子供は生後まもないにもかかわらず、容疑者のもとで物乞いとして働かされていた。容疑者は子供が1日につき少なくとも2ドル以上を稼いでこないと、子供たちを電子ワイヤーでいたぶったり、夜は室内ではなく外のベンチで寝かせたりしていたという」と述べられている。

プノンペンの社会問題担当大臣のYou Sopheak氏は「今回の判決は正しい、悪事を働いた者が罰せられ、被害者が救われるのは良いことだ」と話した。

出典:KhmerTimes

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