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27日(金)、プノンペンで、与党カンボジア人民党(CPP=Cambodian People's Party)は総選挙前最大規模の集会を開催し、CPPの支持者数十万人が参加した。集会ではフン・セン首相も登壇し、カンボジア王国の平和と発展を維持すると国民の前で誓った。
フン・セン首相はプノンペンのKoh Pich地区で支持者を前に演説を行い、CPPに投票することはカンボジアの平和と発展に繋がると語った。
首相は「今後もカンボジアに平和と発展をもたらしたい国民はCPPに投票してほしい。選挙ボイコット運動を行ったり、政府の方針に反対する者はカンボジアの民主主義崩壊に加担することになるだろう」と述べた。
また、首相は「私のリーダーシップを信頼してほしい、王国に平和と発展をもたらすことを約束する。私はカンボジアを誤った方向に率らないし、『血のプール』にも導かない」と続けた。
首相によると、労働賃金は衣服製造工場に勤める労働者や公務員、警察官や軍人、退役軍人には月2回支払われるようになるという。
また、電気代は値下がりし、妊婦にはボーナスで給与が与えられることになる。
CPPを支持しているKhem Vathさん(42)は、与党が計20政党が総選挙に参加する中で得票数で圧倒すると確信しているという。
Vathさんは「私はCPPを愛している。なぜなら党首のフン・セン首相は国民に平和と自由をもたらしてくれており、国内国外問わずに首相の実績は認められているからだ。首相は王国の発展のために人生をかけてくれている。首相が選挙で勝利することを確信している」と話した。
また、大学生のSok Rothaさん(22)は「他の政党が王国を率いてくれるとは考えられない。CPPのリーダーたちは王国の発展をもたらすための長年の経験と知識がある。私はCPPに投票する」と語った。
CPPに忠誠を誓っているChbar Ampov高校の教師であるChan Theanyさんは給与面に触れ、「CPPが選挙で勝利し、国内にいる全ての教師の給与を上げてくれることを願っている」と話した。
26日の朝5時頃から、CPPの支持者のほとんどがKoh Pich地区に集結し、プノンペン市内を選挙行進した。
一方、Yan Saranさん(56)はどの政党に投票するか決めかねているという。
Saranさんは「今回の選挙でどの政党に投票するか決めていない。前回の選挙ではカンボジア救国党(CNRP=Cambodia National Rescue Party)に票を入れたのだ」と語った。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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