国際人権団体：ケム・ソカ氏の刑事立件を取り下げるべき

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは12月11日、カンボジア政府は元最大野党、カンボジア救国党の党首だったケム・ソカ氏の刑事立件を取り下げるべきだと声明を発表した。

プノンペン裁判所はケム・ソカ氏の初公判を2020年1月15日に開くことを発表していた。

「ケム・ソカ氏への刑事立件は野党に対する嫌がらせだ。フンセン首相は欧州連合に野党への政治的弾圧を終わらせる真の準備を行っていると証明すべきだ。」とヒューマン・ライツ・ウォッチ・アジアのPhil Robertson氏は話した。

11月10日、カンボジア政府はケム・ソカ氏の自宅軟禁を解除したが、海外渡航や政治活動は引き続き認めていない。

ケム・ソカ氏の自宅軟禁の解除は欧州連合が貿易優遇を巡り予備的な報告書をカンボジアに送付した2日前に決定された。

欧州連合は2020年2月12日に、カンボジアの人権が改善されたかを判断して、貿易優遇の継続を正式決定する見込みだ。

出典：hrw.org

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