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カンボジア公共事業運輸省は中国の鉄道会社である中国国家鉄路集団が現在、プノンペンとベトナムと国境を面するバベットを結ぶ高速道路の建設にむけた実行可能性調査を実施していると明らかにした。
実行可能性調査は8ヶ月かけて行われるとサン・チャントル公共事業運輸大臣は発表した。
チャントル大臣によると、公共事業運輸省と中国国家鉄路集団は最近、実行可能性調査に関する合意をしていたという。
プノンペン-バベット間の高速道路建設に向けた実行可能性調査は今回で2回目だ。1回目は日本の国際協力機構(JICA)が行った。
今回の実行可能性調査ではプロジェクトの実現性や費用効果性が調査されているという。
チャントル大臣はバベット国境会議を訪問した20日、調査結果はカンボジア政府に提出され、投資を許可するかどうか決定されると話した。
「最近署名された枠組み合意では、中国国家鉄路集団は8ヶ月間かけて、調査を行い、その結果を政府に提出する。投資が実現可能な場合、中国国家鉄路集団と次の段階についての交渉を行う。」とチャントル大臣は話した。
JICAの調査では、プロジェクトの総費用は20億ドル(約2200億円)にものぼると算出された。
報告によると、高速道路の総延長は135キロメートルでプノンペンからカンダル州、プレイベン州、スヴァイリエン州を通り、バベットまで結ぶという。
中国国家鉄路集団は今年初旬に高速道路建設プロジェクトへの投資に対する関心を発表していた。
19日、チャントル大臣はカンボジアとベトナムはプノンペンとホーチミンを高速道路で結ぶことに合意したと明らかにした。
カンボジア貨物フォワーダー協会のSin Chanthy会長はクメールタイムズ紙の取材に対して、高速道路が建設されればカンボジアの輸送状況を改善すると話した。
現在、国内初となるプノンペン-シアヌークビルを結ぶ高速道路が建設されている。
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