おすすめのプロモーション
<アプリで注文後、到着予想時間や地図上での配達員の現在位置を確認できるという(写真提供:Sreng Meng Srun)>
プノンペンで会社員やスマートフォンユーザーが増加していることを受けて、2人の若手起業家が世界的に競争の激しいアプリケーション市場に参入し、フードデリバリーサービスを提供するMuuve Deliveryを立ち上げたという。
Muuve Deliveryは3ヶ月前に立ち上げられ、すでにMeal TempleやNHAM24が高いシェアを獲得し競争が激化しているフードデリバリー市場に参入した。
しかし、共同創設者のPanh Phanith氏はプノンペンポストの取材に対して、Muuve Deliveryはユーザーの利便性を中心に据えることで差別化を図っていると語った。
「Muuve Deliveryでは、ユーザーは電話をかけずにデリバリー注文をすることができる。スマートフォンでアプリを起動させ、お店と食べたいものを選択し、注文ボタンを押すだけで注文が可能だ。さらに、注文時にお届け先も設定することができ、自動的に配達員へお届け先情報が送信されるようになっている」とPhanith氏(25)はコメントした。
さらに、Phanithさんによると、注文後、ユーザーはデリバリーの到着予想時間やアプリの地図上での配達員の現在位置情報を確認できるという。
急速に広がるデリバリーアプリユーザーの1人であるOu Domさん(23)は、市内の旅行会社World Friend Toursに勤める会社員だ。
「Muuve Deliveryで気に入っている点は、メニューが豊富で、自分の食べたいものが見つかることだ。また、お店まで足を運ぶ必要がなく時間を節約することができ、注文者とお届け先が違う時などでも、配達してくれる点だ」とOu Domさんはコメントした。
アプリの共同創設者であるNik氏によると、Nik氏とPhanith氏は自身のアプリがヒットすることを確信していたという。また、良質なデリバリーサービスを提供するだけでなく、低所得者や学生にとって臨時の収入源にもなることを期待していると続けた。
「就職活動中の学生の支援やバイクやトゥクトゥクの運転手も隙間時間で食べ物をデリバリーできる時にアルバイトとしてお金を稼ぐことができる。もし彼らがメンバーになれば、ボーナスが支給される」とNik氏は述べた。
関連記事
- Smart、Wing傘下でフードデリバリー会社Nham24との提携発表
- コンビニチェーンのJiffy、プノンペン3店舗で宅配サービス開始
- JICA、カンボジアの物流業の開発支援を決定
- 日本人投資家、カンボジアの食品産業を視察
- カンボジア各省庁、国内外における競争力強化のため各企業へ食品の品質向上を要請
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。