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3月15日、カンボジアと韓国は合意書に署名をし、公衆衛生や人材育成、輸送部門、エネルギー部門、インフラ、テクノロジー、貿易部門、投資部門などの分野における協力関係が強化されることとなった。
両国間における合意は韓国の文在寅大統領の3日間にわたるカンボジア訪問の中でなされた。
2つの合意書と5つの了解覚書が首相官邸(Peace Palace)で署名された。
合意書の一つは韓国経済協力基金(EDCF=Korea Economic Development Cooperation Fund)によるカンボジアへの投資に関するもので、両国外務大臣の間で署名がなされた。また、もう一つの合意書では、カンボジアの経済財政大臣と韓国の輸出入銀行が健康科学大学(Health Science University)の病院建設工事に関して合意をした。
署名された了解覚書は輸送部門やエネルギー部門、教育インフラ、情報部門、通信技術部門、貿易部門、投資部門における協力関係を強化するものだ。
フン・セン首相は記者会見で、「私と文在寅大統領はあらゆる部門における両国間の協力について話し合い、カンボジアー韓国間の結びつきを強化した。我々は産業の発展や経済の多様化に成功し、また両国における相互利益をもたらすために、カンボジアへの投資の重要性について議論した」と語った。
文在寅大統領は、カンボジアと韓国の関係は国交を回復した1997年以降密接に結びついてきたと話した。2018年、両国間の貿易額は10億ドル(約1100億円)にのぼったという。カンボジアは韓国にとって2番目の経済的なパートナーで、韓国はカンボジアにとって2番目の投資国家だ。
文在寅大統領は「フン・セン首相と私は両国間の関係強化に合意し、将来的な発展のための方法を話し合った。カンボジアに進出している多くの韓国系企業は、両国間における経済発展をもたらしている」と語った。
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