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カンボジア救国党(CNRP)元党員のMeach Sovannara氏によると、同氏は6月にカンボジアへ帰国し、元党首のケム・ソカ氏を訪れ、現在の政治状況に対する解決策を話し合う予定だという。
アメリカとカンボジアの国籍をもつSovannara氏は6月17日にカンボジアに入国し、敬意と支援を賞賛するためソカ氏のもとを訪れる予定だ。
Sovannara氏は「一般国民として帰国する予定だ。政府に対する色の革命として認識されているので、逮捕される心配は特にしていない。私はただソカ氏に会い、ソカ氏の置かれた政治的な状況を脱却するための方法を勧めたい」と語った。
Sovannara氏は2014年に自由広場で行った抗議により20年間服役しており、国王の恩赦により昨年8月に釈放された。
同氏は、与党のCPPと元野党のCNPP両党の指導者は、お互いに批判し合うのではなく、国家と国民の利益になるような解決策を提案することを期待している。
同氏は「カンボジアの政治に対する国際的な圧力があるが、政府はその影響を国民に与えたくないことは理解している。政治は国家のためにあるべきだ」と強調した。
また「名誉と尊厳をかけて政治に戻ることも考えており、現在の政治的緊張を改善する解決案を模索している」とも続けた。
14日、法務省広報担当のChin Malin氏は、裁判所に監視されているソカ氏に面会したいという要請は裁判所の決定次第で実現する可能性があることを明らかにした。
同氏は「裁判官はソカ氏への面会を許可するか審議中だ。決定は正式な手順に基づき発表される」と話した。
同日、ソカ氏の弁護人を務めるChan Chen氏は、ソカ氏は海外で治療を受ける必要があるのにも関わらず審理が長引きすぎだと主張している。弁護団の4人は審理を迅速に進めるよう要請する書類を提出予定だという。
Chen弁護士は「裁判官は1年以上にわたり多くの証言者を召喚しており、ソカ氏の逮捕に関する新たな証拠はもう見つからない。裁判所は審理を終わらせ、次の法的手続きを進めるべきだ」と述べた。
出典:KHMER TIMES
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