隔離中のカンボジア人男性が死亡、薬の過剰摂取か

隔離中のカンボジア人男性が死亡、薬の過剰摂取か
2020年07月24日 00時00分 公開
隔離中のカンボジア人男性が死亡、薬の過剰摂取か

<写真:Khmer Times>

 

トボンクムン州の隔離施設で隔離中のカンボジア人男性(21)が死亡した事件について、男性が卒倒または錠剤薬の過剰摂取の可能性があるとプノンペンポスト紙が報じた。

保健省の発表によると、男性はマレーシアで働いていおり、7月15日にマレーシアからタイを経由してポイペトの国境からカンボジアへ入国したという。

 

7月19日にカンボジアへ入国後、新型コロナウイルス陰性が確認された男性は、トボンクムン州で隔離措置を受けていたとされる。

その後、22日19時30分頃に男性が隔離施設内で死亡しているのが発見された。

隔離施設に訪ねていた男性の弟によると、死亡が確認される数日前から男性は風邪を引いていたという。
 

男性の弟の証言によると、男性は弟に対して、解熱鎮痛薬のパラセタモール500mg、ステロイド系抗炎症薬のデキサメタゾン4mg、炎症、気道分泌を抑制するクロルフェニラミン4mg、抗菌薬のテトラサイクリン250mg、モクシーコールド(Moxy Cold)の薬5種類を購入するよう依頼したという。

保健省によると、食事時間に届けられた薬を服用した男性は、呼吸困難やめまいを起こして意識を失ったという。

保健省は、23日18時に男性はコロナウイルス陰性と判断されたため、死因は失神または薬の過剰摂取が原因とみているという。

 

 

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