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<写真:The Phnom Penh Post>
クラチエ州のSambor自然保護区で、5年ぶりに自動撮影カメラが絶滅危惧種のターミンジカ4頭の姿を捉えた。
ターミンジカはカンボジアの林業法と国際自然保護連合のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物のリスト)にて、絶滅危惧種に指定されている。
自然保護論者が8月〜9月にわたり自動撮影カメラで撮影された1710枚の写真を調査していたところ、5万93ヘクタールの自然保護区でメスのターミンジカ3頭、オスのターミンジカ1頭が確認されたという。
世界自然保護基金(WWF)のSeng Teak氏はターミンジカをうつした写真は、自然保護活動の努力が報われたという証拠であり、カンボジア国内での動物保護に希望をもたらしたと話した。
環境省のNeth Pheaktra報道官は、動物保護にとって森林犯罪の防止が非常に重要だと述べた。
自動撮影カメラで撮影された写真には、インドキョン、イノシシ、コジャコウネコ、パームシベットだけでなく、マクジャクやコハゲコウなどの大型鳥類も含まれていた。
2015年に国際自然保護連合が発行した絶滅危惧種の報告書によると、ターミンジカは世界で700頭以下が生息しており、そのうちの少数がカンボジアの自然保護区に生息しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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