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<写真:Khmer Times>
カンボジア環境省のNeth Pheaktra報道官によると、パキスタンの動物園で35年間も鎖に繋がれていたゾウのカーバンが今月中にもカンボジアの保護区へ移るよう調整を行なっているという。
カーバンはパキスタンのイスラマバード動物園で35年間もの期間、鎖につながれており、「心の病を患う独りぼっちのゾウ」として知られる。
アメリカの大物歌手が保護活動を支援していたことから世界中から注目が集まっていた。
精神疾患の症状がみられるカーバンをめぐっては、動物園に対して世界中から非難の声が集まり、パキスタンの裁判所は今年初め、カバーンを動物園から解放するべきだと決定を下し、7月17日にパキスタン政府がカバーンをカンボジアの動物保護区に移すことに同意していた。
カンボジアに到着した後、カーバンはオッドーミアンチェイ州の自然保護区へ移送され、同自然保護区と環境省が世話をする予定だという。
カンボジアでは、モンドルキリやラタナキリなどの保護区でアジアゾウ400〜600頭が生活をしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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