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<写真:トンレサップ湖に沈む夕陽>
今年、世界中を騒がせた新型コロナウイルス。
カンボジアでも、1月27日に国内初となる感染患者が確認され、4月にはANAプノンペン線も運休となりました。
そこから、感染者情報や経済低迷など1年を通して暗いニュースが多かったように見受けられます。
しかし、中には明るいニュースもたくさんありました。
世界的に見ると、新型コロナウイルスワクチンの短期間での実用化にこぎつきました。
カンボジア政府もワクチンの国際的枠組みに署名し、第1フェーズでは100万回分のワクチン接種を目指しています。
今回は、2020年で注目された明るいニュースを振り返ります。
相次ぐショッピングモールのオープン
プノンペンにショッピングモールが相次いでオープンします。
2021年には「Kモール」と「ビューパークモール」がオープン予定。
イオンモール・カンボジア3号店も2022年オープンへ向け着工を発表しました。
相次ぐショッピングモールのオープンにより、より生活が快適になるのも嬉しいですね。
ネズミが金メダルを受賞
内戦時に埋められた大量の地雷に苦しむカンボジア。
未だ手作業で回収作業を行なっている中、地雷撤去に活躍するネズミ「マガワ」が金メダルを受賞しました。
地雷が爆発しない体重の軽さと人間よりも格段に速いその探知能力で、今日も小さな英雄は人々の命を救うのに貢献しています。
世界一孤独なゾウがカンボジアへ
パキスタンの動物園で35年間鎖に繋がれていたゾウのカーバンがカンボジアに引越しをしました。
カーバンは「心の病を患う独りぼっちのゾウ」として知られており、精神疾患を患っています。
そのため、35年間もの期間、鎖を繋いで飼育していたパキスタンの動物園には世界中から非難の声が集まっています。
7月、パキスタン政府はカーバンの移送を許可し、12月には無事カンボジアへ到着。
カンボジアの自然保護区で、幸せな余生を過ごしてほしいものです。
来年の経済はプラス成長に回復
新型コロナウイルスの影響により、今年の経済成長率はマイナス2%になると予測されたカンボジア。
しかし、農産品、自転車、電子部品、自動車部品などの輸出の回復、中国との自由貿易協定(FTA)締結による輸出拡大、国内旅行の活発化で来年は通年で+4%の成長率に回復すると予測されています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。