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<写真:VN Express>
12月にミャンマーからタイ・カンボジアを経由してベトナムに陸路で不法入国した後に新型コロナウイルスに感染していることが確認されたベトナム人男性について、ベトナム・ビンロン省の警察が刑事事件として捜査を開始した。ベトナム現地メディアが報じている。
同省のHuynhThanh Mong副警察署長によると、ベトナムへ違法入国したLe Thuc Triさん(31)を「危険な感染症である新型コロナウイルスの感染を広めた」として捜査を行なっているという。
ベトナムでは、国内で人に感染する可能性のある危険な感染症を持ち込んだ場合、刑法により12年以下の懲役が科される可能性がある。
現在、Triさんの容体は安定しており、熱や咳の症状はないものの、未だビンロン省の病院で治療を受けており、警察による聴取が難しいため、捜査が難航しているという。
一方で、未だTriさんが他の人に感染させたという証拠は出てきていないという。
Triさんは他5人とトラックでミャンマーからタイを経由し、12月23日にカンボジアへ入国していた。
その後、隔離を免れるため、賄賂を支払いベトナムの国境から違法入国していた。
ベトナムでは昨年11月に日本線に乗務したベトナム航空の男性客室乗務員が自宅隔離期間中に隔離規定に反して外出などをし、市中感染を引き起こしたとして、今年1月に起訴され、刑事処分を受けることとなった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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