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<写真:Khmer Times>
カンボジアは国民約50万人に対して新型コロナウイルスのワクチンの接種することが可能になるという。フンセン首相が明らかにした。
カンボジアは1月15日に中国・シノファーム社が製造するワクチン100万回分の提供を受けると発表しており、保健省は2月初旬にも中国から新型コロナウイルスワクチン30万回分を受け取る見通しだとしている。
さらに、中国からは科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンも入手する方針だという。
同ワクチンについては、東南アジアではインドネシアが既に300万回分を受け取っており、王毅外相がインドネシアを訪問した12日には、シノバック製ワクチン1500万回分の原料が同国に到着している。
カンボジアは、国民の最大20%分のワクチンを確保するためワクチンの国際的枠組み「COVAX」に署名しており、320万人分のワクチンを確保することができるとしている。
また、より多くの国民のワクチン接種を実現するため、ワクチン製造大国として「世界の薬局」を自任するインドのデビヤニ・ウッタムコブラガデ(Devyani Uttamkhobragade)駐カンボジア大使に対しても、インド製のワクチン供給を求めていた。
インドでは英製薬会社アストラゼネカとオックスフォード大学が開発し、インドのワクチン生産会社セルム・ インスティテュートが製造する「Covishield(コビシールド)」とインド製薬会社バーラト・バイオテックが開発する「Covaxin(コバクシン)」の2種類が承認されている。
現在、カンボジアは韓国やイギリスにもワクチンの供給を打診しているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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