中国人28人のベトナムへの不法入国ほう助、カンボジアの元軍人逮捕

中国人28人のベトナムへの不法入国ほう助、カンボジアの元軍人逮捕
2021年04月26日 16時58分 公開
中国人28人のベトナムへの不法入国ほう助、カンボジアの元軍人逮捕

<写真:Khmer Times>

 

スバイリエン州裁判所は24日、中国人28人をカンボジアからベトナムへ不法入国させようとしたとして、元軍人やその他共謀者6人を起訴した。

 

スバイリエン州警察は、不法入国を斡旋したグループのリーダーは国防省・軍事戦略研究局(Military Strategic Research Department)のSoum Pov元副局長(55)だと明かした。

その他、Sou Pov被告(48)、Chhoeuth Sarorn被告(40)、Neang Sinath被告(31)、Seng Hak被告(31)、Ath Kakada被告(26)、Tuon Chanvibol被告(34)の6人が共謀したとして起訴されている。

 

警察によると、7人は4月22日午前3時にバベット市にある中華系ホテルの前で逮捕されたという。

警察はクメールタイムズに対し、中国人28人を軍用車両4台でスバイリエン州からプノンペンへ移送する途中で逮捕されたと話した。

 

7人は14日間の隔離を行い、その後スバイリエン州の裁判所へと送られるという。

また、中国人28人については新型コロナウイルスの検査を行い、14日間の隔離を講じるため、同州の施設へと移送されたという。

 

このグループのリーダーであるSoum Pov被告は、人身取引及び性的搾取の防止に関する法律の第13条『人の「売買又は交換の行為」』、第15条「目的を持った人の売買及び交換の行為」、第28条「児童買春に関する斡旋」などで起訴されており、有罪の場合は15年以下の禁固刑が科されるという。

 

 

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