フンセン首相：レッドゾーンの住民全員にワクチン接種を要請

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア国内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、フンセン首相はレッドゾーンの住民全員にワクチン接種を行うよう要請した。
 

世界各国のワクチン接種者数の統計を発表するOur World in Dataによると、カンボジアでは5月3日まででワクチンの接種回数が247万回にのぼり、必要回数を接種した人の数は100万人以上となった。

フンセン首相はワクチン接種のさらなる加速を求めているという。

また、首相はレッドゾーンの住民のワクチン接種について、例外なく全員が対象となると強調した。

さらに、フンセン首相は中国からワクチンが11日に100万回分、15日に50万回分到着すると発表。

これにより、カンボジアは150万回分（75万人分）のワクチンを受け取ることとなる。

フンセン首相は国民に対して、ワクチンは十分な数があるため不足に対する心配はいらないと落ち着いた行動を呼びかけている。
 

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