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〈写真:khmer times〉
2日、カンボジアでは26日連続で3桁の新規感染者を記録し、依然として高水準で推移をしている。
同日に王国で記録された新規感染者数は29人の輸入症例を含む415人で、すべてオミクロン変異株であった。これにより、同変異株への感染者総数は1万563人(輸入症例936人、市中感染9627人)となった。
また、同国内では、抗ウイルス剤であるモルヌピラビルが、感染していない人にも「予防」として使用されているとの報告があり、誤った使用方法への懸念が高まっている。
保健省は、「モルヌピラビルはウイルスに対する薬であるが、新型コロナウイルスの感染を予防するものでも、新型コロナウイルスの検査前に有効なものでもない。」と強調した上で、国民に対して陽性になった際に購入し、服用するように呼びかけている。
また、オミクロン変異株への感染者数が連日3桁になっていることを受け、3回目、4回目のワクチン接種を急ぐように呼びかけている。1月14日に4回目のワクチン接種を開始したものの、接種完了者は100万人未満と低調な状態となっている。
王立政府は現在、観光とビジネスを復興することに重点を置き計画を立てている。しかし、カンボジアだけではなく、世界におけるオミクロン変異株の症例数の増加によって、この計画の見通しに不透明性が残る状態となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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