カンボジア政府:2030年までに屋台料理による食中毒の排除目指す

カンボジア政府:2030年までに屋台料理による食中毒の排除目指す
2022年07月06日(水)13時35分 公開
カンボジア政府:2030年までに屋台料理による食中毒の排除目指す

<写真:Khmer Times>

 

世界保健機関(WHO)によると、汚染された食品や腐った食品といった毒性のある食品を摂取することは約200の病気の原因になると言われており、カンボジア政府は2030年までにストリートフードから食中毒の害を排除することを目標としている。

 

クメールタイムズ(電子版)が報じた。

 

カンボジア政府は、法律に頼るだけでは不衛生な屋台料理を根絶することはできないとして、政府は食品由来のリスクを予防、検出、管理し、人々の健康を向上させる必要性についての啓発の強化も行なっている。

 

農業農村開発評議会(CARD)のSok Silo事務局長は「ストリートフードの大半は非常に不健康で、人々の健康を害する危険性がある。食中毒は何百もの病気につながる可能性があるため、当局は安全ではない食品を最も懸念している。」と述べた。

 

当局は業者のモチベーションを高め、食品安全法に規定された措置や罰則を課すことで、全国的にストリートフードの食品安全を向上させようと考えている。

 

また、今年初めから当局とNGOが協力して、カンポット州やコンポントム州、プノンペンの業者に対して、食べ物を適切に調理、管理、保管、提供する必要性とその理由などについての教育を行っている。

 

保健省食品安全局のAing Hok Srun局長によると、同省は最近、全国に屋台の検査を行うチームを設置した。

 

政府は「2030年までに清潔で安全なストリートフードを実現する」という公約を掲げ、路上で食べ物を販売する全ての業者に「衛生的に食べ物を保存すること」「手を清潔に保つこと」「加熱不十分な食品を販売しないこと」「腐敗した食品を廃棄すること」といった指導を行っている。

 

また、政府はNGOと協力し、屋台料理を販売する業者の衛生的な基準を維持する動機付けとして、証明書の発行を行なっている。

 

WHOカンボジア事務局のLi Ailan局長は、「カンボジアでは食中毒が多発しているが、政府は食品安全に関するメカニズムの確立を含め、国の食品安全の実践強化への取り組みを強化している」と評価した。

 

同氏によると、食品の安全性を確保するためには、清潔に保つ、生と調理済みの食品を分ける、十分に加熱する、食品を安全な温度に保つ、安全な水と原材料を使うといった予防策が不可欠で効果的である。

 

 

 

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