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<写真:Khmer Times>
カンボジア国王と王妃は、2025年までに地雷やその他の不発弾(UXO)を除去するという政府の取り組みに対して多額の王室寄付を行った。
クメールタイムズ(電子版)が報じた。
25日、ノロドム・シハモニ国王陛下とノロドム・モニニアット皇太后陛下・シハヌーク皇太后陛下が、今後3年以内に地雷のないカンボジアにするという目標を達成するため、地雷除去作業に充てる150万ドル(約2億503万円)を政府に寄付したことが発表された。
王室の声明によると、この寄付は常に国家の利益と国民の安全を優先させたカンボジアの独立の父である故・ノロドム・シアヌーク前国王を記念して行われたもので、皇太后陛下は100万ドル(約1億3666万円)、国王陛下は50万ドル(約6834万円)を寄付したという。
また、「両陛下は、祖国カンボジアの地雷問題解決に貢献し、生活と発展を保証するため、個人資産から150万ドルを寄付することに大きな喜びを示している」としている。
王室からの寄付により、2025年までに地雷のないカンボジアを実現するための国家基金は、現在約2000万ドル(約27億3186万円)に達している。
先週、カンボジア地雷対策・被害者支援庁(CMAA)のLy Thuch上級大臣兼第一副長官は、「国内の約1991平方キロメートルの土地がまだ戦争残存物で汚染されており、そのうち716平方キロメートルは地雷で汚染されていることが確認されている。1平方メートルあたりのコストを平均19セントとすると、1億3600万ドル(約187億1115万円)が必要となる」と述べていた。
セクター全体の調整や管理、監視などにかかる費用については別途必要となる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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