おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
4日、ブリンケン米国務長官はプノンペンでフンセン首相と会談を行い、ASEANとカンボジアに対する米国の支援、二国間関係を強化するための取り組みなどを協議し、リアム海軍基地の利用についても言及した。
同国務長官はフンセン首相に対し、中国によるリアム海軍基地での活動について完全に透明化するよう求めた。
また、リアム海軍基地の独占使用権を一国に与えた場合、カンボジアの主権や地域の安全、ASEANの結束を損なう恐れがあることを強調し、中国への過度な依存はカンボジアの主権を脅かすリスクになると警鐘を鳴らした。
リアム海軍基地はタイ湾の要地に位置しており、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイの6の国と地域が全部または一部の領有権を激しく争う南シナ海に容易にアクセスできる場所である。
6月には中国の無償支援による拡張工事が開始されており、中国が秘密裏に海軍施設を建設しているという報道も出ている。
リアム海軍基地は、2019年にウォール・ストリート・ジャーナルによって、中国軍が基地の一部を30年間(その後10年ごとに自動更新)使用し、軍人の配置、武器の保管、軍艦の接岸を認める密約をカンボジアと中国が締結したと報じられ、欧米諸国の注目が集まっている。
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。