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<写真:Unsplash>
世界銀行が発表した「東アジア・太洋州地域半期経済報告 改訂版」によると、2022年のカンボジアの実質国内総生産(GDP)は4月時点の4.5%から上方修正され、前年比4.8%増となる見込みである。
同報告書では東アジア・太平洋地域の多くの国が新型コロナウイルス流行の影響から脱したとしており、情報通信技術や金融、農業といった産業が順調な伸びを示していることが明らかになった。
また、中国を除く東アジア・太平洋地域の2022年のGDP成長率予測は4月の4.8%から5.3%に上方修正されている。
世界銀行はカンボジアやマレーシア、ベトナムなどの輸出依存型経済は外需の動向に脆弱であり、外貨建て融資の比率が高いカンボジアでは通貨安に伴って債務残高対GDP比が1.6%上昇すると分析した。
世界銀行の東アジア・太平洋地域担当チーフエコノミストであるアディティヤ・マトゥ氏によると、各国政府はインフレと景気回復のバランスを取ることが不可欠となる。
同報告書で世界銀行は2023年のカンボジアGDP成長率は5.2%、東アジア・太平洋地域GDP成長率は5.0%と予想している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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