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<写真:Khmer Times>
カンボジア国立銀行(NBC)の最新レポートによると、カンボジアの2022年6月のインフレ率は7.85%に上昇して過去10年間で最高となった。
また、リエルは0.07%下落して1ドルあたり4091リエルとなり、国際貿易赤字は約8億9800万ドル(約1312億1980万円)縮小した。
NBCが10日に発表した経済金融統計によると、消費者物価指数(CPI)の上昇はリエル・米ドルの為替レートが1ドルあたり4093リエルだった2022年5月の価格に比べると石油と食料の価格上昇を反映したものとなっている。
統計局が発表した月報のカンボジアの輸出入統計では、貿易赤字が約12億8000万ドル(約1870億6496万円)であった今年5月と比べ、6月の輸出総額は10.4%急増し、輸入総額は6.7%減少したことが指摘されている。
英国のシンクタンク「政策研究センター(CPS)」のエグゼクティブディレクターであるChan Sophal氏によると、現在のインフレ上昇の原因は原油価格の高騰が輸送コストの上昇を招いた結果である。
投資顧問会社「Mekong Strategic Partners」のマネージングパートナーであるStephen Higgins氏はクメールタイムズに対し、「インフレ率の7.85%は非常に高い。ピークを迎えていると思われる」と述べている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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