キャンドルライト党の活動家を殺害、容疑者6人を逮捕

＜写真：Khmer Times＞

トボンクムン州警察は18日、キャンドルライト党の活動家（49）の殺害に関与したとして、容疑者6人を逮捕した。

容疑者らは16日午後3時にO’ Raing-Ov地区Chakコミューンで活動家を殺害し、逃走していた。

同地区警察のSong Hing氏によると、被害者には妻と3人の子どもがいる。

被害者はChakコミューンの自宅から2km離れた浸水した水田に1人で釣りに出かけ、同じ場所で釣りをしていた農民グループと口論になった。

被害者は相手を罵倒して何人かを殴ると脅し、その後、容疑者の1人が3回発砲して被害者を殺害したという。

容疑者らはその場から逃走し、被害者の妻がコミューン警察へ連絡して助けを求めた。

容疑者6人は17日〜18日に村の別々の場所で逮捕された。現時点では6人の身元は明かされていない。

被害者の妻は「被害者が争い事を起こすような人間ではなく、この殺人は政治的な動機によるものだ」と主張しており、当局に法律に従って容疑者らを罰するよう訴えている。

同州警察のNuon Bunseng副署長は、容疑者6人は尋問と捜査のために州警察本部に一時的に拘留された後に19日に州裁判所へ移送される予定であることを明らかにするとともに、殺人の動機は政治的な理由ではないとして否定している。

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