トボンクムン州が地雷のない州に:フン・マネット氏

トボンクムン州が地雷のない州に:フン・マネット氏
2022年12月16日 15時24分 公開
トボンクムン州が地雷のない州に:フン・マネット氏

<写真:AKP>

 

16日朝、カンボジア王国軍副司令官兼陸軍司令官のフン・マネット氏は、トボンクムン州での地雷除去が完了したことを宣言した。

 

カンボジア地雷対策・被害者支援庁(CMAA)のLy Thuch上級大臣兼第一副会長によると、同州では7月15日〜11月15日までの期間中に、国家平和維持・地雷処理爆発性戦争残存物除去センター(NPMEC)の地雷除去部隊によって約4.68㎢の地雷汚染地での地雷除去が行われた。

 

11月時点で同州の地雷や不発弾(UXO)が埋まっている可能性がある汚染地計67.7㎢以上(地雷原867か所分)では、カンボジア地雷対策センター(CMAC)、地雷撤去を行うイギリスのNGO「Mines Advisory Group」、地雷除去を専門とするイギリスの団体「HALO Trust」、NPMECなど4事業者による地雷除去が行われ、対人地雷1967個、対戦車地雷158個、その他の不発弾11万5463個が除去された。

 

トボンクムン州では今回の宣言が行われたが、州内の約58.4㎢の土地にはクラスター爆弾やその他の不発弾が依然として残っている可能性がある。

 

 

 

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