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<写真:Khmer Times>
カンボジア地雷対策庁(CMAA)の報告によると、今年1月〜8月の間、カンボジアでは地雷及び爆発性戦争残存物(ERW)により40人が死傷し、33人だった前年同期と比較して21%増加した。
地雷やERWにより死傷した40人のうち、死亡者は10人、負傷者は23人、身体の一部が切断されたのは7人であった。
また、1979年〜2022年8月までの間、地雷とERWの爆発により1万9818人が死亡、4万5186人が負傷または身体の一部が切断されている。
カンボジアは地雷とERWの影響を最も大きく受けている国の1つで、1998年に終結した30年にわたる戦争と内戦により、推定400万〜600万個の地雷とその他の軍需品が残されている。
アメリカのイェール大学によると、1965年〜1973年の間にアメリカはカンボジアの11万3716箇所に約23万516発の爆弾を投下したとされている。
CMAAのLy Thuch上級大臣兼第一副長官は、1992年から今日までに汚染された2410平方キロの土地からを地雷やERWなどを取り除き、対人地雷110万個以上、戦車地雷2万6000個以上、ERW約300万個を破壊したと述べた。
しかし、カンボジアでは未だ716平方キロメートルの土地から地雷やERWなどを除去する必要がある。
カンボジアでは2025年までに地雷やERWをなくすことを約束しているとし、この目標を達成するため、フンセン首相は7月4日に募金活動を開始し、これまでに2000万ドル(約28億8000万円)以上を集めているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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