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<写真:VnExpress>
プノンペン裁判所は3日、国家反逆罪で元野党党首のケム・ソカ氏(69)に禁錮27年の判決を下した。
ソカ氏は「フンセン政権を転覆させるため、外国勢力と共謀した」として、2018年の国民議会議員選挙の前年である2017年に逮捕・訴追された。
その後、同氏は容疑を繰り返し否認していた。
今回の判決を受け、ソカ氏はすぐに自宅軟禁となり、家族以外との面会も禁じられた。
また、裁判所は同氏の選挙権剥奪や被選挙権も剥奪している。
ソカ氏の弁護士であるAng Udom氏によると、同氏は1カ月以内に陪審の決定と禁錮刑に対する上訴を行うことが可能である。
ソカ氏は解党された救国党の共同創設者であり、長い間フンセン首相の政敵とされてきた。
フンセン首相は民主的な自由を封じ込め、反対派を弾圧するために法制度を利用したとも言われており、複数の野党活動家や人権擁護者を投獄していると批判されている。
先月には自身の息子を巡る報道を問題視し、国内で数少ない独立系メディア「ボイス・オブ・デモクラシー(VOD)」の閉鎖を命じていた。
今回の裁判を傍聴したパトリック・マーフィー駐カンボジア米国大使は、裁判と判決が「誤り」であると非難している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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