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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省が最近発表した報告書によると、国内では過去5年間で危険な食品やアルコール摂取による中毒症例が1534件確認された。
そのうち重症者は818人、死亡者は82人で、死因の大半が危険なアルコール摂取であった。
国内で確認された中毒症例は研究所で分析を行うため、サンプルが採取されたという。
商務省の報告によると、パンデミック最盛期の2020年と2021年には、アルコール中毒により76人が死亡している。
2020年にはバンテアイミアンチェイ州とコンポンチュナン州で22人、2021年前半にはカンダル州、カンポット州、ポーサット州、プレイベン州で41人、2021年7月にはカンポット州、カンダル州で13人の死亡が確認された。
国内でアルコール中毒による死亡が相次いだことを受け、保健省は研修の開催、メタノール含有量の分析を含むアルコール製造に関する標準的ガイドラインと手順を実行した。
研修にはプノンペンや地方の保健局、開発パートナー、食品安全局の職員も参加したという。また、州の保健局を対象としたリスク評価と食品検査のワークショップも実施された。
カンボジアでは2022年6月8日付で消費者保護を目的とした食品安全法が発布され、11章43条で構成される同法では、食品の安全や品質、衛生、公正な取引の管理が定められている。
フンセン首相は保健省の年次計画会議で国民への食品安全教育を強化するように全ての関連機関へ要請したという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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