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<写真:Khmer Times>
プノンペン市教育・青年・スポーツ局のヘム・シナレス局長によると、過去20年にわたって市全体が公立学校の教員不足に直面しており、同局は市内地区間の異動を通じて教員配置のバランスを調整する予定である。
同計画では教師が余っている地区からプノンペンの教師が不足している地区へ教師を異動させる。
公立学校の教員不足は複雑な要因の結果であり、第一の理由は市の人口、特に幼稚園や小学校の低年齢層人口が増加していることである。
また、毎年何人かの教師が退職していることも要因となっている。
プノンペンの全地区で約1万30人の教師が公立学校で教壇に立っているが、需要を満たすことはできていない。中等学校と高等学校も教師不足に直面しているが、小学校が特に不足の問題を抱えている。
小学校はプノンペンのほぼ全ての地区で教師が不足しており、少なくともあと400人ほどの教師が必要であるという。教員の異動は最優先の政策であり、異動した教員には給与ボーナスが与えられる方針である。
同局長によると、プノンペンには5年前まで約1万1000人の教員が存在したが、現在は退職によって総数が減少している。
MJQエデュケーションの創設者であるクアック・メンリー博士は、プノンペンや地方における教師不足がカンボジアにおける専門的な教育技術を身につけるための教師トレーニングの不足が原因であると指摘する。
問題解決のためには、より専門的な教員養成を確立し、さらに教員を雇用する必要があり、もし政府に専門的な教員養成に多くの資源を費やす能力がないのであれば、民間部門に協力を要請する必要がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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