カンボジア企業が新精米施設を発表、世界コメ市場拡大が追い風に

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアのロンググレイン社は最近、コメの生産と流通の再構築を進めるため、世界トップレベルの精米施設を公開した。

同社は、ブランド米の生産・流通の専門業者である。

この施設はカンボジアのコンポンスプー州にあり、68,809平方メートルの広大な敷地を有する。

新施設の導入により、年間生産量は現在の3万3000トンから2025年には20万トンへと増加する予定である。

さらに、ライスミルクやライスケーキ、米油といった新しい商品ラインへの展開も計画されている。

カンボジアは、過去数年間で世界のコメ市場の主要なプレイヤーとしての地位を確立してきた。

国内のコメ産業は、稲作面積が作付面積全体の70%以上を占め、カンボジアの農業生産高の約50%に貢献する。

グローバルなコメ市場は飛躍的に拡大している。

アメリカ合衆国農務省によれば、2023/24年の世界のコメ生産量は5億2090万トンへの急増が見込まれる。

さらに、2028年には、市場価値が2710億ドル（約4兆607億7240万円）に達する見通しである。

カンボジアのコメ輸出が増加する中、ロンググレイン社はその中心的な役割を果たすことが期待されている。
 

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